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2008年7月21日 (月)

賛美のスタイル

「アロンの姉、女預言者ミリヤムはタンバリンを手に取り、女たちもみなタンバリンを持って、踊りながら彼女について出て来た。ミリヤムは人々に答えて歌った。『主に向かって歌え。主は輝かしくも勝利を収められ、馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた。』」(新改訳出エジプト記15:20-21)

教会生活の中では賛美というものは欠かせないものだが、賛美の中にも伝統的なグレゴリオ聖歌などの教会音楽、賛美歌、聖歌、ワーシップソング、ブラックゴスペル、ゴスペルロック、クリスチャンコンテンポラリーなどの音楽や、ゴスペルサインダンス(手話賛美)、ゴスペルフラ、プレイズダンス、フラッグダンスなど踊りの賛美も種々ある。

最近は多くの教会でワーシップソングが取り入れられるようになったが、まだまだ保守的な教会では、礼拝は賛美歌・聖歌のみというところもある。最近目立つのが中年女性の間で人気が上昇しているゴスペルフラだ。これはハワイの民族舞踊のフラを賛美に取り入れたものだが、元々土着のアニミズム宗教の踊りを換骨奪胎してキリスト教の賛美に180度転換したものだ。

ワーシップソングなどと同様ゴスペルフラも、教会の文化に文脈化する点ではまだまだ摩擦が多いようだ。賛美している本人にとっては、心から神様の愛を伝えているのだが、聴く人見る人によっては、全くの雑音や、異教的なおかしな一人よがりな踊りとしか見えないようで、深刻な問題を発生する危険さえはらんでいる。

特に注意しないといけないと思うのは、賛美の中には主が住まわれるというように、賛美は聖霊のはたらきに係わることなので、人間的な思いで賛美について批判をすると、下手をすると聖霊を汚す罪を犯してしまうおそれがあることだ。ダビデの妻ミカルは亜麻布のエポデをまとって跳んだり跳ねたりしながら主を賛美したダビデをさげすんで、その結果、一生子供が生まれなかった。(Ⅱサムエル6章)ゴスペルフラを批判することも同様の危険があるのではないだろうか。

一方パウロはコリント人への手紙第1の中で偶像にささげた肉を食べることについて次のように述べている。

「そういうわけで、偶像にささげた肉を食べることについてですが、私たちは、世の偶像の神は実際にはないものであること、また、唯一の神以外には神は存在しないことを知っています。なるほど、多くの神や、多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。しかし、すべての人にこの知識があるのではありません。ある人たちは、今まで偶像になじんで来たため偶像にささげた肉として食べ、それで彼らのそのように弱い良心が汚れるのです。しかし、私たちを神に近づけるのは食物ではありません。食べなくても損にはならないし、食べても益にはなりません。ただ、あなたがたのこの権利が、弱い人たちのつまずきとならないように、気をつけなさい。知識のあるあなたが偶像の宮で食事をしているのをだれかが見たら、それによって力を得て、その人の良心は弱いのに、偶像の神にささげた肉を食べるようなことにならないでしょうか。その弱い人は、あなたの知識によって、滅びることになるのです。キリストはその兄弟のためにも死んでくださったのです。あなたがたはこのように兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を踏みにじるとき、キリストに対して罪を犯しているのです。ですから、もし食物が私の兄弟をつまずかせるなら、私は今後いっさい肉を食べません。それは、私の兄弟につまずきを与えないためです。」(新改訳Ⅰコリント8:4-13)

つまり偶像にささげた肉を食べることは、偶像が実際にはないものであることを知っている人の場合は罪ではないが、その結果、兄弟をつまずかせることは罪であるということだ。私たちも神様を賛美する音楽や踊りで、兄弟姉妹につまずきを与えたり、結果、聖霊に対する罪を犯させて裁きをまねいたりすることがないように配慮したいものだ。

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